キャトル・リーフのミュージカルの特徴

子供からお年寄りの方々まで楽しめるようなわかりやすい内容にしています。

手話を取り入れた振り付けもあります。

公演時間が長くなりすぎないようにしています。(約60分)

照明や音響の刺激が強くなりすぎないようにしています。

車椅子やベッドを置くスペースを設けています。

病院のご協力のもと、病棟から会場までの付き添い、会場への看護師・医師の待機、点滴機材の電源準備など、安心して鑑賞できる環境をつくります。(医療機関での公演の場合)

オリジナルミュージカル

きみのいのちぼくの時間(2018~)
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小さな生き物たちが仲良く暮らす世界。
カエルが恋をした相手は、ミツバチのハチ子でした。
カエルはハチ子のために空を飛べるようになろうと、ツバメやハエ、トンボやチョウたちの力を借りて空を飛ぶ稽古をします。
努力は実らず、カエルが空を飛ぶことはできませんでしたが、ハチ子のカエルへの愛は深まりました。
ところが、女王蜂は彼らの仲を許そうとしません。
それは、ミツバチの命が、カエルに比べてとても短いから。
はじめて知った事実に打ちひしがれるカエルとハチ子でしたが、やがてその障壁を乗り越え、お互いの心はさらに固く結ばれます。
二人を祝福する仲間たち。
しかし、そんなとき、突然の嵐がやってきて・・・

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ほほえみのかけ橋(2014~)
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むかしむかし、山の民と海の民は、すぐ近くに住んでいながら仲が悪く、いがみあっていました。
そんな中でも、若者たちはひそかに集まっては、お互いの友情をはぐくんでいました。
しかし、山の民の青年と海の民の娘の恋は、長老たちによって引きさかれてしまいます。
ふたりのため、ふたつの民のために、仲間たちがとった行動とは・・・?

桃四郎の鬼退治(2012~)
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むかしむかしの物語。桃四郎は横暴な地主に命じられ、仲間の猿吉、戌彦とともに、山に住む鬼を退治に出かけます。
しかし、いざ鬼たちと対面してみると、鬼はとても優しく心のきれいな存在でした。
桃四郎は、外見だけで鬼を恐ろしいものだと思い込んでいたことを反省します。
桃四郎と仲間たちは、地主をこらしめ、鬼たちの暮らしを邪魔させないよう、鬼たちとともに一計を案じ、大芝居をうつことにするのですが・・・。

誰もが知っているお伽話を下敷きに、歌とダンスをふんだんに盛り込みました。
明るく楽しい物語の中に、お互いの「違い」を認め合い、尊重し合いながら生きていこうという思いを込めた作品です。

空まで届け(2010~)
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お調子者で野心家の貧乏神「ひるこ」は、七福神に成り上がるため、「人間に福をもたらす」という試験を課せられます。
人間界では、双葉屋と四葉屋、二軒のまんじゅう屋が味比べの勝負に臨もうとしているところでした。
双葉屋の看板娘、おみよと、その父親、定吉のすれちがい。
双葉屋に取り憑いている貧乏神「おせん」の、おみよに対する献身。
四葉屋の主人、善太郎と、その妻お初の間にできた心の溝。
それぞれに事情を抱える人間たちの中で、ひるこは自分の望みを叶えて良いものか、悩み始めます。
そして、ひるこは図らずも、人間同士の思いやりこそが福をもたらすものであることを知るのでした。

ミシン・ガール(2009~)
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昭和初期、駆け出しのデザイナーの少女、リンは、舞台衣装を作ることに憧れて縫製工場にやってきます。
ところが、リンが目にしたのは、厳しい社長と頼りない工場長、毎日の仕事に疲れ果てた女工たちの姿でした。
そんな中、リンの登場をきっかけに、女工たちはお互いに心を開き、活き活きと仕事に取り組むようになります。
社長もまた少しずつ変わっていきますが、実は彼には秘密があって・・・。

女工たちの人間ドラマを軸に、歌とダンスをふんだんに散りばめ、ひとつの夢に向かって団結することの素晴らしさを描く物語です。

パベルと魔法の土笛(2008~)
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氷の女王の城から魔法の土笛を盗み出した悪魔パベル。
仲間割れをおこし傷ついたパベルを助けたのは、人間の少女マーシャでした。
パベルはその優しさに触れ、初めて感謝の気持ちを知りますが、悪魔のパベルには「ありがとう」という言葉を口にすることができないのでした。
おとぎ話の世界を舞台に感謝の気持ちの大切さを描いた物語です。

ダーリャンの河(2007~)
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舞台は中国、明代。大河のほとりの町。

主人公の青年、ダーリャン(大良)は、無職の根無し草。初めて訪れた町で職探しをしているところで、不思議な少年、チンウ(青玉)と出会います。
何も語らない少年チンウは、実はダーリャンが助けた蛇の精でした。
チンウの導きによってダーリャンに訪れた新しい出会い、そして意外な再会から、新しい絆が結ばれ、途絶えていた絆がまた強く繋がれるさまを描いていきます。

風の大太鼓(2006~)
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舞台は、明治後期。凶作に苦しみ、祭りの太鼓の音も途絶えて久しい農村。

ガキ大将の二郎は、東京からやって来た山上の提唱する防風林の植林に励みます。
大人たちが誰も取り合わない中、村を守るという希望を胸に努力する二郎。
その姿に勇気付けられ、内気な少女ゆうは、父親の反対を受けながらも、画家になる夢を叶えようとします。
やがて、村に馴染めなかった金持ちの少女セイも、二郎やゆうのよき仲間となって行くのでした。
二郎の叩く祭りの太鼓が響く中、ゆうの絵画コンクールの締め切りが近づいてきます・・・

アリシア(2005~)
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舞台は御伽噺の世界、東ヨーロッパの香りを漂わせる国。

3人の兄弟と、母親とともに街から街へ旅をしながら旅芸人として暮らす、気が強くて 奔放な少女、アリシア。
アリシアは母親と喧嘩したのをきっかけに家を飛び出し、領主の息子の結婚相手を選ぶパーティーに出席することになった。
そして領主に気に入られ、跡取りのカールと結婚することになる。

婚約披露パーティーの余興として、偶然にもアリシアの家族が呼ばれたことから、アリシアは自分の氏素性が明らかになることを恐れ、家族に口止め料を渡した。
兄弟たちは憤慨するが、母親はアリシアの幸せを思い、あえてお金を受け取って去ろうとする。
ところが家族は屋敷を出る際に大金を持っていることを門番に見咎められ、泥棒をしたと誤解されてしまった。

アリシアは自分がうそをついていたことを告白し、家族と共にカールの元を去る。
しかし、カールは父親に逆らってでもアリシアと結婚しようとしていた。
反対するかと思われたカールの父親も、おとなしかった息子が自分の意思を貫いたことを喜び、二人を祝福するのだった。

正太と願い石(2004~)
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これは、今より少し昔。子供たちがみんな学校にいけるとは限らなかった時代のお話です。

村はずれの森には神様や小鬼や木々の精たちが息づいている、そんな小さな村。
正太は奉公のために、生まれ故郷の村を出て行こうとしていました。
正太には、みんなが通える学校を村に作りたいという夢がありました。

鬼の世界の鼻摘まみ者、ひねくれ者の天邪鬼は、気まぐれから正太に『願い石』を渡します。
実は何の力もない石ころでしたが、正太は願いが叶うお守りだという天邪鬼の言葉を信じ、勇気付けられるのでした。

月日は流れ、正太はやがて人々の協力を得て、夢を実現させます。
しかし、そのことを素直に喜べない天邪鬼は、正太の邪魔をするようになるのでした。

そんな時、建設途中の学校を吹き飛ばしてしまうほどの大嵐がやってきます。
天邪鬼は学校を守るために嵐を止めてもらおうとしますが、それには天邪鬼が人間界から永遠に立ち去ることが条件でした。
二度と正太に会えなくなると知りながら、天邪鬼は学校を守ることを選びます。

自分が傷つけてしまった友達に、二度と悲しい顔をさせないために・・・

舞台ができるまで

脚本

キャトル・リーフはオリジナルで脚本を制作しています。
年に約1本のペースで新作を生み出しています。


各種制作

【音楽】
作曲、楽曲制作ともにメンバーが手がけます。
観てくださった方の心に残り、帰りに口ずさめるような音楽を心がけています。
【衣装】
見た目はもちろん、耐久性、サイズ調整ができること、費用面など、様々な点にこだわっています。
【ダンス】
踊りやすくかつ見栄えがすることと、気持ちを存分に表現できることを大切にしてダンスの振り付けをしています。
【映像】
大道具を持ち込めない会場も多いため、舞台背景として映像をスクリーンに投影しています。
照明との兼ね合いも考慮して画像の選定・加工を行います。


お稽古

メンバー募集ページにも記載がありますが、土・日・祝日の午後を中心に行っています。
演目の練習だけでなく、歌やダンスの基礎練習練も行っているので、未経験者でも安心して参加できます。



公演本番

【舞台設営】
映像をスクリーンに投影するために、舞台サイズに合わせた映像の補正作業を行います。
必要に応じて歌詞字幕なども一緒に投影します。


【音響・照明セッティング】
会議室やホールなどの設備が無いような場所でも、キャトルが保有している機材をメンバーがセッティングします。


【リハーサル】
本番直前に最後の全体リハーサルを行います。
会場やタイムスケジュールによっては部分的な確認だけで本番を迎えることも。


【公演終了後】
出口でお客様をお見送りします。